お年寄りには不安なインプラント

お年寄りには不安なインプラント

私の父は現在77歳ですが、若いころから歯が弱かったらしく、40代から入れ歯になったそうです。今では、残っている自分の歯は下の歯1本だけで、あとはすべて入れ歯になってしまいました。元々医者嫌いの父は、随分前から入れ歯がぐらぐらしていて食べにくかったのですが、周りにいくら言われても、歯医者には行きたくないと言って我慢していました。その時の父は、柔らかいパンですら少しずつちぎって口に入れ、前歯で何とかかんで飲みこんでいるような状態でした。結局、見かねた母に無理やり歯医者に連れていかれ、ようやく入れ歯を新しく作り直してもらい、現在では何とか普通に食べれるようにはなりました。しかし、まだ完全に安定しているわけではないらしく、少しぐらついているようです。歯医者さんはもう一度来るよう言っていたらしいのですが、父はもう行かないと言っています。そんな父の様子を見て、私はテレビや雑誌などで耳にしたインプラントというのはどうだろうかと母に聞いてみたところ、インプラントってすごく高いんやろ、それにもう年だからそこまでしなくても、という返事でした。それで私も少しだけインプラントについて調べてみたところ、本当にかなりの金額が必要らしいとわかり、これならお年寄りには負担が大きく無理だなあと思いました。1本インプラントにするのにも相当のお金がかかるのに、父のように総入れ歯の人ならかなりの金額が必要だろうなあと。年金暮らしの父にとってはそれは無理な話です。また、周りにインプラントにしたという人がほとんどおらず、情報が少ないのも不安なようです。しかし、父のように自分の歯がほとんど残っていない人にとっては、入れ歯をしていてもなかなか安定せず、毎日の食事が大変そうなのも事実です。あまり趣味もなく、本を読んだりテレビを見るくらいしか楽しみがない父にとって、食べたい物を思い切り食べられないというのは本当に気の毒だなあと思います。インプラントをもう少しお年寄りに身近なものにできないでしょうか。

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